どうして、針を飲ませないように釣ろうと思ったのか。
こんにちは、
しろいたちです。
コロナで自粛中のみなさん!
ありがとうございます!
みなさんのおかげでたすかる人もたくさんいます!
でも、
釣りに行きたい!あー行きたい!と夢にまで出てくる今日この頃でしょう。
いつかは、釣りに行く事ができるようになるのでそれまで頑張りましょう!!
今回は、2019年のシーズンに挑戦していたことです。
「針を口にかけ、タチウオに飲み込ませないウキ釣り。」
まだまだなんで今まで記事にしなかったのですが、ひまなんで・・・わかる所までですが、今回書いてみましたので興味のある方はどうぞ。
最初に、タチウオをウキ釣りで釣るにはエサ(針)を飲み込ませるのが基本です。
なのに、どうして口に針を掛けて釣ろうと思ったのか?
それは・・・
タチウオは
ウロコがない。
タチウオって、ウロコが無く捌く手間が普通の魚と比べて少なくて済みます。
しかし、タチウオからすればウロコがないので、体は非常に傷つきやすく、弱い。
大きいのが釣れると、落ちてタチウオに傷がついてしまう事が多いのですが、
しろいたちは、基本タチウオを釣ったら、タチウオにキズがつかないようにします。
ラインを持ち、
エラ付近をつかみ、
針をはずして、
エラを切り、骨を切ります。
食べるにしても、せっかくきれいなタチウオ、きれいなままで、食べたいですよね。
そして、海に帰すにしても・・・
釣りあげて、地面に落とし、キズまみれの状況で海にリリースしても生きていけてるのか?
しっぽをかなり食われたタチウオを釣ったことは何度もあるのですが、キズまみれのタチウオは釣った事がないので、キズには弱いかもしれません
小さいタチウオを釣った時は、「ほねく」にしたりして食べてきたので、今までは、確実に釣る為にタチウオに針を飲ませて釣っていました。
しかし、タチウオちゃん達を出来るだけ弱らせないで、リリース出来るようにするためにも、
小さいのは、針を飲ませずに釣れないものか?
こう、思った訳です。
しかし・・・
タチウオの口周りは硬いし、小さく、エサを飲み込む行動は一気にするし、エサをくわえてる段階であわせても素針ばかりです。
難しそうだけど、バラシ多数覚悟でやってみました。
サイズの見分け方の記事はこちら。
追加、タチウオのウキの反応でサイズの違い を さらに詳しく解説。
せっかくの大きなタチウオが食いついてきてるのに、バラシ覚悟はさすがにもったいないので、是非参考に。
針を飲み込まさないように釣る前に・・・
この写真は水軒の偵察の釣りの時。
再び水軒へ、両親と釣るタチウオ、前日はF4×4でも、当日は厳しかった。
この時に出来るだけ針が口にかかるようにと、釣っていました。。
口先に針をかける確率がかなりあがり、リリースする事もできました。
タチウオの場合、タオルでつかんだり、地面に置いたりするとかなり弱りますので、口に針がかかった場合は、針をペンチで持って、そのまま海の上ではずしてリリースします。
次の兵庫突提の釣りの時もしようとしましたが、活性が悪く断念。
今日の兵突、3匹しか釣れず厳しかった。
結果から先にいうと、
半分ぐらいは口にかける事ができ、リリース出来たと思います。
2〜3割は飲み込まれてしまったし、
2〜3割はバラシたり、エサだけ取られたり。
注 しろいたちの今回の釣り方はどうしても、バラシたり、エサだけ取られる確率は上がってしまうので、試す場合は覚悟して下さい。
そして、タチウオの活性の良い時に行って下さい。
その方法は・・・
もちろん、小型のタチウオの場合です。
方法の前に、ちょっとだけ。
タチウオをウキで釣る時の、しろいたちが考える「タチウオがエサを食べる時の4段階」
@ 最初に、エサを見つけて、エサをくわえる。
→すると、ウキに反応がでて、多くの場合少しだけ沈む。
A 次に、エサをくわえたまま移動する。
→ウキが沈んだり、横に移動したり、ウキが横になったりする。
(一気に飲み込んでしまう時がある。)
B そして、エサにとどめをさそうとする。
→ラインを張っていると、「ガツガツ!」と手元にくる。
C 最後は、エサを飲み込む。
→ラインを一気に引っ張る、普通はあわせるタイミング。
この4つの段階があります。
この4つの段階がわかるようになれば、針を飲み込ませないようにタチウオを釣り
上げる事が出来るようになって来ると思います。
ルアーや、引き釣り、等の場合は、@の最初に、エサを見つけて、エサをくわえる。ここで勝負していっきにあわせる。
針を飲み込まさないように釣る。
今回使用した針はこちら。
ささめ針 太刀魚ストレートフック 1/0 ケイムラパープル
これに限らず、軸の長い針がおすすめです。
エサは、切り身のサバ。(サンマでもOKでしょう)
切り身のサバの中央に針を通します。
2回〜3回。
皮からか身の方からか、釣った感じではどちらがいいか微妙な感じです。
ポイントは、針の根元までエサの真ん中を通ってる事と、エサの先が針から少し(1p)ぐらい出てる事。
●針をしっかりエサで隠す。
●針が中央を通るようにする。
●エサの先は少し出して、「ひらひら」させる感じ。
注意点は、
この軸の長い針をつかう場合、エサがずれて針先の懐部分にしかエサがかかってない事がありますが、この場合は、エサだけ取られる、もしくは、見切られてあたりもないことがありますので、仕掛け投入の前には必ずチェックしましょう。
そして、エサの中央を刺し通す事。
エサの準備が出来たら、仕掛けを投入して待ちます。
そして、ウキに反応が出始めたら・・・
先ほどの「タチウオがエサを食べる時の4段階」を思い出してください。
@ 最初に、エサを見つけて、エサをくわえる。
この段階での準備は、ラインを張っておくこと。
タチウオの活性状況によりますが、あまり早くにこちらが動き出すと、タチウオはすぐに警戒する事が多く釣りにくくなります。
A 次に、エサをくわえたまま移動する。
大事なのは、この段階の時から。
次の段階では、タチウオはエサを飲み込もうとしてきます。
しかし、あまりに早くにこちらが行動してしまうと、タチウオが慎重になったり、エサを離してしまうので、これからは慎重に始めます。
それは、ラインを張っていき、
徐々にテンションを高めていきます。
この時、離してしまう事が多いのですが、離したらテンションを戻して、再度待ちます。
エサを半分取られたりしていなければ、再び食べにくる事が多いです。
テンションをかけていって、離してしまう、離れてしまうのは、こちらの記事でも書きましたが、タチウオのウキ釣りのあわせ方、しろいたち流仕方のない事です。
テンションをさらにかけていき、「重さ」が十分に乗ればほぼ、口に針がかかっているはずです。
「重さ」はタチウオの大きさによりますので慎重に。
最後は、「しろいたち流のあわせ方」で「クイッ!」っとあわせます。(先ほどの記事に書いています。)
タチウオの行動の3番目
B そして、エサにとどめをさそうとする。
「ガツガツ!」と手元にくるようになってくると、一瞬でエサを飲み込んでしまう事もありますが、先ほどと同じように、テンションを少しづつかけていって釣ります。
C 最後は、エサを飲み込む。
この段階の一気にテンションがかかった状況になると、エサを飲み込まれている確率が強いでしょう。
まとめると、
タチウオの行動のA〜B番の内に、タチウオの口に針先が入ってるかどうかを探るのです。
タチウオの口先に針先が入っていなければ、当然、離してしまう事も多いです。
この時、竿が柔らかいと、エサが竿の曲り分動いてしまうので、タチウオが見失う事もありますので、注意してください。
※タチウオの行動はこれだけではもちろんありません。
基本的な4つの行動のパターンなので、ほかにもいろんな行動をします。
すごい勢いで泳いで行ったり、飲み込まずに、引っ張ったりもします。
たくさん釣りたい時には。
たくさん釣りたい、リリースもしない場合は、エサを飲み込ませる方がいいでしょう。
また、今シーズンも釣りに行って試してみたいと思います。
それでは今回はこのあたりで!